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”放射線科の医師・技師には女の子が生まれやすい”って本当?!

こんにちは! ラジエーションジャーナル編集ライターの林です。

皆さん、放射線医師・技師にこんな都市伝説があるのをご存じでしょうか?。

「放射線科の医師や技師の子供は女の子しか産まれない!!!」

私の大学時代や就職したての頃は、よく周りでそんなことを言われたものです。

皆さんもイメージしやすいところですと、放射線を取り扱う私たちは、レントゲン撮影に立ち会うことも多く、被ばくをする機会が多いのでは?と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

電波塔の近くに住んでいる住民や飛行機のパイロットの方なども一般の人と違って、電磁波や宇宙からの放射線を多くうける。なんて話もあるんです。

電磁波や放射線を多く受けてしまうから男の子は産まれにくいといった巷の都市伝説的話があるのですが、、、。果たして、本当に被ばくとは関係があるのでしょうか?

結論、そんなことありません。嘘です。(笑)

ネットにて以下の記事がのってます。

これは、被ばく後の放射線による遺伝子影響の根拠はない。また女の子ではなく男の子が多く生まれるとのデータです。

被爆者の子供における男女比(1948-1962年の調査)

放射線の影響で、日本で男児増加の可能性

私の職場と比較してみたいと思いますが、現在私の職場には、放射線科医2名中 女の子4人 男の子2人

放射線技師9名中「女の子10人 男の子10人」ということで、全く有意差がありません。

ちなみに、うちも長男一人の長女一人でバッチリ女の子が誕生しました。。

人によっては、「女の子しか生まれない」「うちは男の子ばっかり」という家庭もありますが、

放射線の影響ではないようなので、これは、コウノトリさんの気まぐれでしょう。

もちろん実際に、私が研究してないので確証はないのですが、完全なる都市伝説ですね。

放射線技師は放射線をよく浴びるから子供が生まれにくいなどのことを言われることもあると聞きますし、なかなか噂ってのは怖いものです。

安心してください!!!放射線科の医師や技師にもちゃんと男の子は産まれますよ。