「金属はないですか?」「股にはふたつついとるよ」!?
ある日のMRI撮影業務にて、
「それでは今から入室します。最後に今一度金属の物をお持ちでないかご確認いただけますか?」
『股についとるよ!これは取れんけど大丈夫かな?( ´,_ゝ`))』
『???』
どうもこんにちは。
放射線技師・ジャーナル編集部です。
MRIの入室チェック、大変ですよね。
体内金属のチェック
着ている洋服のチェック
妊娠のあるなし、刺青のあるなし
色々と説明をして確認をして検査に挑む。
この流れ、実はすごく大事なんですが、かなり手間のかかる作業なんです。
冒頭の会話は、実際に私が経験した、年配の下ネタの効いたおじいちゃんに遭遇した時の会話なんです。(覚えている限り15年技師してて2回ほど)
こんな時、返す言葉をどうする?どれが正解?なんて一瞬考えてしまうんです。
「まーた、ご冗談を」(軽く流すパターン)
「HAHAHAはははは」(笑って誤魔化すパターン)
「それは危ない!どうにかして取ってください」(のかって返すパターン)
「はい大丈夫です、こちらへどうぞ」(少しあしらうパターン)
「・・・・」(無視パターン)
さて、皆さんならどんな返事をしますかー(´ε`;)
医療機関以外でも、このようにユーモアのある方との会話の時は、その場で軽く乗って緊張をほぐすことも大切な場面もありそうですよね。
MRI検査とは、実際に磁気を活用して撮影をする画像診断になるので、皆さんも受ける時はくれぐれも金属がついていないか?
入室前のチェックの際はお気をつけくださいね。