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北米放射線学会(RSNA)とは?2025年の注目トピックであるAIを深掘り

北米放射線学会(RSNA:Radiological Society of North America)は、医療画像分野の最新動向を知るうえで欠かせない国際学会の一つです。

毎年、米国シカゴで開催され、世界中の放射線科医、研究者、医療機器メーカー、IT企業などが集まります。

近年は、AI(人工知能)や医療DXに関連する発表が増え、画像診断の未来を示す場として注目されています。

本記事では、RSNAの概要や2025年の開催内容、注目されたAIトピックを整理しながら、医療DXを支える遠隔画像診断の動向についても解説します。

北米放射線学会(RSNA)とは

北米放射線学会(RSNA:Radiological Society of North America)とは、医療画像・放射線医学分野における世界最大級の国際学会です。

学会では最新の研究成果や臨床知見が発表されるほか、展示会ではCT・MRIなどの画像診断装置やAIソフトウェア、医療データ管理システムなどが紹介されます。

研究発表と産業展示が同時に行われる点が特徴で、医療技術のトレンドを俯瞰できる場として高い影響力を持っています。

また、RSNAは教育プログラムも充実しており、世界中の放射線科医にとって重要な学習機会となっています。

RSNA2025の開催概要

RSNA2025は、米国イリノイ州シカゴのマコーミックプレイスで、11月30日から12月4日にかけて開催されました。

今回のテーマは「Imaging the Individual(個人をイメージする)」で、個別化医療の実現を見据えた画像診断技術が多く紹介されました。

展示会部分であるテクニカル・エグジビッツは11月30日から12月3日まで開催され、大手医療機器メーカーやAI関連スタートアップをはじめとする約700社が出展しました。

RSNA2025の注目ポイント

RSNA2025では、医療画像分野におけるAI技術の進展が特に注目されました。

画像解析の高度化だけでなく、ワークフロー改善や診療支援など、さまざまな領域でAIの活用が議論されています。

また、AIとクラウド技術を組み合わせた医療DXの取り組みも多く紹介され、放射線診断の効率化だけでなく、医療データの共有や遠隔医療の発展につながる技術として関心が高まっています。

主要トピックはAI(人工知能)

RSNA2025では、医療画像に関連した人工知能(AI)が主要トピックとして扱われました。

読影シーンにおけるAIについては、画像解析アルゴリズムの進化により、病変検出や読影支援の精度向上が報告されています。

特に注目されたのは、AIを診断補助ツールとして活用するワークフローです。

放射線科医の負担軽減や診断精度の向上につながる可能性があると、多くのセッションで議論されており、今後の臨床現場の働き方を変えるツールとして位置付けられています。

スタットAI(緊急トリアージAI)への注目が高まる

救急医療の分野では、スタットAI(緊急トリアージAI)への関心が高まっています。

これは救急画像をリアルタイムで解析し、重症度の高い症例を優先的に通知するシステムで、脳出血・肺塞栓・大動脈解離など、生命に関わる疾患を自動検出した結果を、放射線科や救急部門のワークフローに即時反映できます。

RSNA2025では、マサチューセッツ州のスタートアップa2zの軽量AIが注目を集め、高速処理と導入のしやすさが評価されていました。

⚫︎関連記事:AIが読影する時代に、技師の“責任”ってどうなるの?画像診断AIの現状と課題

非診断領域における生成AI活用に関する議論も

RSNA2025では、生成AIの活用についても多くの議論が行われました。

なお、生成AIは診断そのものではなく、教育や研究などの非診断領域での利用が注目されています。

具体的には、教育用症例の生成・研究プロトコル作成・学習コンテンツの作成などへの活用が期待されており、安全性や倫理面を考慮しながら、医療現場での実運用モデルを検討する動きが広がっています。

今後もデジタルシフトのトレンドが続く

RSNA2025では医療DXを支える基盤技術にも多くの関心が集まりました。

特にCDやDVDを使わない医療画像のデジタル共有プラットフォームや、クラウドとオンプレミスを組み合わせたハイブリッド運用が注目されています。

また、AIモデルの管理や医療データの統合など、データ活用基盤の整備も重要なテーマでした。

医療画像のデジタル化は今後さらに進み、医療機関の運用や診療体制にも大きな影響を与えると考えられています。

RSNA2025でも話題の医療DXを支える遠隔画像診断

RSNA2025では、AIと並んで医療DXが重要テーマとして取り上げられました。

その中で注目されているソリューションの一つが遠隔画像診断です。

遠隔画像診断は、医療機関で撮影された画像データをネットワーク経由で専門医が読影する仕組みで、医師不足や業務負担の課題を解決する手段として広がっています。

医療データのクラウド化や通信インフラの発展により、ますます導入が進んでおり、地域医療の格差解消や、夜間・救急対応の効率化にも貢献すると期待されています。

⚫︎関連記事:遠隔画像診断を導入している割合は?最新データから見る遠隔読影の普及とメリット

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